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| は じ め に | |
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調べたわけではないが、革は相当昔からあったと思う。子供に原始人の絵を書かせればたいてい、こん棒をもち、毛皮をまとった人を描くと思います。実際にその当時から革があったのかは分からないが、歴史的事実としては紀元前から存在したらしい。 ここで簡単に一般的なタンニンなめしの方法を説明します。 通常海外から輸入される原皮はなめし前の段階の生皮で塩漬けや薬品に浸けられて送られてきます。原皮は前準備として塩抜き後、石灰などで毛を取り汚れを落とし、場合によっては厚みを揃えます。この後なめし行程に入り、なめし剤の入った水槽(渋槽といいます)に皮を約半月ほど浸けその後乾燥させます。ここまででベースとなる革が完成するわけです。次の仕上げ行程では注文に合わせ、染色、表面 加工(型押しなど)、仕上げ剤の塗布、加脂などの行程を経て製品としての革が出来上がります。 以上がだいたいの流れですが、実際は職人的カンと緻密なデータ管理の元で作られています。例えばなめし剤はアフリカのミモザの木などから抽出した純度の高い液などを数種類混合して使い、渋槽も濃度の違う液を入れたものを数個用意し、濃度の薄い槽から順番に浸けていきます。また、原皮も均一なものでなく、時期、飼料の状況、産地、飼育状態によって状況が変わって来ますので、原皮の状態を見極め、なめし剤の濃度や混合、温度を変えなくてはいけません。このように緻密なデータと様々な工夫の上、高品質の革が出来上がるわけですが、今回は、データもなければ知識もありませんので「革らしきものを作る」に重点をおいて作業を進めていきます。 |
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